埼玉建築士会Online Shop

住宅建築 No.449(2015年02月号)

2,566円(税込)

購入数
2年ぶりの竹原義二さん特集です。今回は木造に特化して、架構のユニークな5軒の住宅を紹介します。頂部からずれた棟木、微角度のついた平面、勾配が途中で変化する屋根、美しい挟み梁、異樹種で継がれた大黒柱など、一見大胆な意匠は、実は必然から生み出されたといいます。その過程を竹原さんと構造家・下山聡さんに伺いました。


目次

プランを解き放つ木の架構──竹原義二/無有建築工房

中庭を囲う微角度と切妻屋根が織り成す架構空間
豊中の家 
 設計=竹原義二/無有建築工房

屈曲する挟み梁屋根がひとひらに包み込む一室空間
五力田の家
 設計=竹原義二/無有建築工房

平面と屋根のズレとねじれが繰り出す伸びやかな架構空間
金岡の家
 設計=竹原義二/無有建築工房

架構とボリュームが交錯する田の間型平面
新千里南町の家2
 設計=竹原義二/無有建築工房

2本の大黒柱を介して重層する小間と架構
東大阪の家
 設計=竹原義二/無有建築工房

インタビュー 住まいをめぐる足し算・引き算の思考
 竹原義二・建築家 + 下山聡・構造家   聞き手 / 伏見唯(編集協力者)


[特別記事]
ログ構法の射程──建築を通して震災と向き合う

被災地からの復興支援が生んだ“縦ログ”構法
はりゅうの箱
 設計=はりゅうウッドスタジオ
 監修=難波和彦+界工作舎

福島の杉を積む“横ログ”構法
木造仮設住宅群
 設計=はりゅうウッドスタジオ+日本大学浦部研究室
 監修=難波和彦+界工作舎

座談 ログ構法の可能性
 芳賀沼整 滑田崇志 浦部智義 難波和彦 藤塚光政


[シリーズ]
大工の言葉 第3回
大光工務店 鈴木光雄
 木砕之注文研究会

研究室からフィールドへ 第14回
日本建築学会建築文化週間 / 学生グランプリ2014  銀茶会の茶席
 金賞「薄光庵」ほか


[連載]

役者の棲み家 第9回 
芝居砦・満天星
 小劇場勉強会
 インタビュー/ 金守珍  新宿梁山泊 座長

不思議な設計依頼 第4話
小さな入口
 文=小川真樹、伊藤道子


[講演会レポート]
「住宅医の仕事」 中島正夫、滝口泰弘、三澤文子


[書評]
『一語一絵 地球を生きる(上・下)』 岩崎駿介 著(明石書店、2013年)
 文=久津輪雅

イベント・ニュース
プロフィール
次号予告


雑誌コード:0523102

おすすめ商品