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a+u 2024年2月号

2,852円(税込)

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『a+u』2月号はタチアナ・ビルバオ・エストゥディオの作品を特集する。メキシコを拠点とするこの事務所は2004年にタチアナ・ビルバオによって設立された。設計の場にあるコミュニティと社会環境の枠組みを理解することに比重を置きつつも、スケール・幾何学・素材といった面でも遊びを忘れることなく20年近くにわたり実務を行ってきた。事務所による作品は、大規模なマスタープランと建物設計を含むもの(クリアカン植物園、ESTOA―モンテレイ大学)から、住宅作品での形態操作(カサ・アヒヒク)、そして既存のコミュニティに挿し込まれる丁寧な介入(被災地でのメキシコ再建プロジェクト)まで多岐にわたる。ビルバオは設計時に、従来の表現様式から逸脱し、建築家が調停しなければならない幾層ものコンテクストをとらえ得るコラージュ表現を多用する。本特集に掲載した展覧会では、事務所が行ってきた公と私の空間にまつわるリサーチが結実している。タチアナ・ビルバオ・エストゥディオの仕事を支える設計理念を通し、メキシコという地における建築のあり方を紹介する。(編)

エッセイ:
メキシコ:都市という名の国
タチアナ・ビルバオ

私的空間と公的空間についての仮説 

エッセイ:
建築ここに在り 
レイムンド・ライアン

クリアカン植物園 

カサ・アヒヒク 

カサ・ベントゥーラ 

カサ・バルハラ 

ロス・テレノス 

コルテスの海リサーチ・センター 

ESTOA―モンテレイ大学(UDEM) 

リヨン・ラ・コンフリュアンス 

エッセイ:
アイディアの集積 
カロリナ・チェチェク

オリーヴ・ウエスト

アクーニャの集合住宅と公共空間 

メキシコ再建 

巡礼路

鼎談:
マリア・フリーデンショート修道院 
ファーザー・キリアン、タチアナ・ビルバオ、アナ・プイジャネール、
ピエール・ヴィットリオ・アウレリ、マルティーノ・タッタラ、
ギリェルモ・ロペス、ディラン・インピンク

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